帰ってきた！キャットファイト道場マッチ 視姦距離格闘祭-2018 夜はいじわる 女の子金縛り、神ってる！！ 2018年3月17日（土） at／新宿地下闘技場

地下にうっすらと響く歓声、照明が落ちた新宿の特設リング。観客との距離がきわめて近い構成により、息づかいまで届くほどの臨場感を生む視姦距離キャットファイト。この空間にはエロスと狂熱が混ざり合い、格闘でありながらも舞台演出のような美的緊張感が漂う。会場全体が熱と汗に包まれ、女たちはその視線を燃料に、羞恥と興奮を交互に揺らしながら闘志を解き放つ。

範田紗々をはじめ、ムチムチでボリューム感のあるボディのみでぃ、小柄ながらしなやかな身のこなしを見せる土萌まりな、そして雛りなといった個性派が揃う。衣装は下着姿やブラ外し演出など、露出バランスにフェチ的こだわりが凝縮。白下着の透け感や乳房の揺れ、汗ばむ肌にねっとりと貼りつく布地が、肉体の温度と羞恥心の攻防を際立たせる。レビューでも「露出が多く満足度が高い」と評される、実戦感とエロスの融合が本作の基調だ。

みでぃVS範田紗々戦では、押し倒し・巻き込み・脱がし合いの連続。そのたびに起こる観客のどよめきが、ファイターたちの昂ぶりをさらに引き上げる。二プレス越しに伝わる乳首の硬さ、腰の痙攣、体を絡めながらの息継ぎで勝負の瞬間が濃密に描かれる。格闘そのもの以上に、羞恥と支配が錯綜する構図が見どころ。レビューでも「ムチムチボディが絡み合う」「一生懸命戦って脱がし合う」など、肉体と意地の交錯を評価する声が多い。

CPEレーベル特有の“ライブ感エロス”は本作でも健在。シリーズ恒例の金縛りルールがもたらす拘束表現や、観客のリアルな反応を取り込む構成が独自のアングラ美学を構築する。格闘・フェチ・演出が三位一体となり、単なるAVではない舞台芸として完成度を高めた好例。視姦距離格闘祭ならではの官能と格闘の融合、その緊密なカメラワークが「見られる悦び」と「闘う肉体」の新たな快楽を提示する。