CPEキャットファイト夏祭り どきッ！女だらけのキャットファイト祭2015 わくわくお下品熱帯夜 ～女柔道家登場！陵辱罰ゲーム！女が勝たねばならない理由～ 2015年9月19日（土）東京・新木場1stリング大会収録

年に一度開催されるキャットファイトの大型祭典を完全収録した本作は、東京・新木場1stリングの熱気そのままに、肉体と肉体がぶつかる音と観客の歓声が交錯する濃密な夜を映し出す。ステージに満ちる照明の熱や、観客400人超の歓声が混ざり合い、レスリングでもショーでもない独特の生々しさを生む。闘う女たちの汗が光を受けてきらめく光景には、祭りという言葉以上の官能が漂う。

登場するのは、若林美保や小泉千秋をはじめとする多彩なパフォーマーたち。女柔道家という設定を背にした彼女たちは、それぞれが異なる職業的・年齢的バックボーンを持ち、艶やかで力強いスタイルを披露する。衣装はレスリングスーツを基調としながらも、観客の視線を誘うカットラインが随所に光る。レビューでも「豪華キャスト」と評されるように、キャリア層が異なる女たちが一堂に会するのはCPEの真骨頂。肉体派・妖艶派・素人感漂う層の共演が、強烈なコントラストを生む。

中盤では、罰ゲーム付きの勝負が展開される。敗北者には「エロ小説朗読」や「縛り」など羞恥プレイが課され、その場の緊張感が一気に官能へと転じていく。視聴者の多くが「着衣が剥ぎ取られていく様が良い」と評するように、衣服を失っていく瞬間の目線や呼吸がリアルだ。筋肉の震え、腰の痙攣、抵抗と諦めの交錯が続き、ステージの上に“征服される高揚感”が生まれていく。特に「バナナマッチ」の演出は視聴者評価が高く、フェチ的期待にも十分応える内容。

シリーズ全体で特徴的なのは、単なる格闘ではなく「女同士の関係性」を濃密に描き出す構成だ。CPEレーベルの作風は、暴力とエロスを同一線上に置き、羞恥・支配・興奮のバランスを巧みに操る点にある。罰ゲームという演出装置によって、勝敗を超えた心理戦が強調され、強者・弱者どちらにも性愛の火が宿る。年次イベントとしての完成度も高く、格闘フェチやショー的演出を求めるファンから「質・レベルともに最高」との声が上がるのも頷ける一作だ。